退職を考えた時に大切なことが次の就職先です。
これは既に辞めることが確定しているという人の他にも、まだ辞めようかどうしようか悩んでいる人も対象になります。
退職してからじっくりと次の仕事を考えるという人もいますが、そのやり方ではリスクが高いのでおすすめはしません。
なぜかと言うと、そのようにされる方の多くは転職未経験の方が多く、次の仕事探しに苦労するケースが多いのです。
銀行員は学歴もあって、職歴もしっかりしているので他の仕事よりも次の仕事が見つかりやすい傾向にありますが、これはあくまでそういった傾向にはあるけど、100人いたら100人ともが、しっかりと次の仕事に就けているとも限らないのです。
特に銀行で高い成績を残して退職された方だと、仕事に対して自信があるので、「仕事が見つからない訳がない」と高を括ってる人もいますので、余裕をかまして1、2ヵ月休暇を取ってから就職活動されるという人も中にはいます。
休みを取って、「じゃあそろそろ就活でもするか!」と動き始めて、すぐに仕事が決まるのなら問題ありませんが、実際問題そのようには中々いかないことが多いです。
選ばなければ仕事はもちろんありますが、やはりこだわっている条件もあるでしょうし、元銀行員としてのプライドもあるので、安っぽい仕事には就きたくないという人がほとんどだと思います。
わたしの友人にも37歳で銀行を退職した人がいますが、経歴もしっかりしていて、成績も良く、管理職の経験もある、という人物なのに、数社ではありますが、ことごとく不採用の通知を受けていました。
辞めてから丸々1ヵ月間休んで、最終的には銀行を辞めてから5カ月後に次の仕事が決まりましたが、「こんなことなら辞める前から仕事を探しておくべきだったよ」と嘆いていたのを鮮明に覚えています。
だから退職されることを決めた人や考えている人は辞める前から次の仕事を探しておく必要があるのです。
そのためにも重要なのは次の転職先をどう探すのか?どこで探すのか?ということです。
銀行員の転職先を探す方法
■ ハローワーク
■ 求人誌
■ 転職エージェント(転職サイト)
■ 知人・友人からの紹介
基本、仕事を探すのはこの4つしかありません。
銀行員の転職においてどれが1番有利に活動できるのかと言うと、これはダントツで転職エージェントの1択です。
稀にヘッドハンティングや、知人・友人からのお誘い、引き抜き等もありますが、あまり現実的ではないので、ここでは省きます。
じゃあ、何で転職サイト1択なのか?と言うと、条件のいい求人が多いから。
ほんとそれに尽きると思います。
それに求人というのは情報をタイムリーにキャッチしていないと、条件の良い求人情報というのは入ってきません(中途採用は特に)、だからネットから簡単に求人検索ができるというのは忙しい銀行員にとっても、便利だと思います。
でもちょっと待って!ネットからだったら別にハローワークも求人誌も求人は検索できるけどと思われる方もいるでしょうが、転職サイトが他と異なるところに非公開求人を扱っているということが挙げられます。
非公開求人ってなに?
非公開求人とは一般には公開されない求人のことを指します。
好待遇の案件が多いのが特徴ですが、会員限定のサービスなので、利用したいなら登録しておくことが必要です。
何で非公開にするの?
条件の良い求人がみんなの目に触れるところに出されていたらどうなりますか?おそらく、その求人は応募が殺到するでしょうね。
応募が集まるというのは良いことのようにも思えますが、あまりに集まりすぎると、採用する側も書類審査、面接が大変なので、そのことだけでかなりの時間も労力も使うことになります。
それに応募する側もライバルが多すぎるので、中々採用に至らないという事が出てくるのです。
そういったことを避けるために非公開という形で求人が出るのです。
登録・利用は無料!
転職エージェントの登録にお金がかかったり、利用料金が取られるなら無料のものを探したほうがいいと思いますが、会員登録や利用は全て無料で使うことができるのです。
それにアドバイザーからの転職に関するアドバイスや情報も貰うことができるので、これを活用しない手はありません。
登録時のポイント
当たり前になりますが、これはしっかり間違いがないように記入しておくことです。
新着求人の案内や非公開求人の紹介などもあるので、連絡先などは間違いがないようにしっかり記入漏れがないようにしておくことです。
そしてなるべく多くの求人に目を通しておくためにも複数サイトに登録されることをおすすめします。
退職が決まってる人、まだ悩んでる人、どちらも早めに活動をすることが転職成功の近道です。
今すぐ辞めたい人向け転職エージェント一覧にも銀行員が利用するのにおすすめな転職サイトを紹介していますが、中でもおすすめはマイナビエージェントです。
登録数もさることながら求人数も豊富で、リクルートエージェントだけしか掲載されていない求人も沢山あります。
まずはここを起点にして、他の転職サイトの求人案件と見比べながら転職活動していけば、より効率良く次の就職先を探せるんじゃないでしょうか。